どん底のフリーズ状態から脱出する最初の「起動コマンド」

「生きる屍」という人生のフリーズ状態を経験しているあなたへ
突然ですが、あなたは「人生のどん底」というものを経験したことがありますか?
……もしかして、まさに今その真っ最中だったり……?
だとしたら、まずは今日ここまで息をして、この記事に辿りついてくださったこと自体が本当に素晴らしいことだと伝えさせてくださいね。
かくいう私も、これまでに何度か仮死状態を体験したり、極貧や破産状態、長引く病気や大きなトラブルなど……まあ、書ききれないほどの修羅場をフルコンプしてきました。
で、そんな怒涛のシステムエラー(挫折)から学んだこと。
それは、「人生のどん底って、二重底・三重底の沼構造になっている」ということです。
「これ以上はもうムリ! ここが人生のどん底でしょ…?(涙声)」
と耐えていたら、
「……まだ下にもトラップがあるのかっ!?」
と叫びたくなるほど、さらに落ちていってしまうような感覚。
辛い出来事がひとつだけならなんとか対処できても、不幸が重なってやってくると、人って悲しむ力すら湧いてこなくなっちゃうんですよね。
思考もカラダも麻痺してしまって、ただただ静かにフリーズしてしまう。
当時の私も、まさに「生きる屍(しかばね)」でした。
ホラ穴の中から世界を眺めているような暗い目をしていて、「人生を楽しむ」とか「笑う」なんて言葉が、まったく別の世界のおとぎ話に感じられていたものです。
……で、
そんな生きるシカバネ状態だった私が、なぜ今こうして元気に自分の人生を取り戻して、笑って過ごせるようになったのか。
そのきっかけは、ある日ふと湧いてきた、ちょっと妙な気づきからでした。
奇妙な思考から見つけた「最初の起動コマンド」
身も心も疲れ果てて、部屋から出られなくなっていたある日。私の頭の中に、ふとこんな言葉が浮かんだんです。
「……あれ? 私の特技って、もしかして『不幸』だったりする??」
文字にすると「どんだけネガティブなんだよ!」と思われるかもですが、いま振り返れば、これこそがフリーズした人生を再起動させる「最初のコマンド」でした。
さかのぼること遥か昔。
私が占術家として修業をしていた頃、師匠からこんなことを言われたことがあります。
「本当に人の痛みがわかる一流の占師になりたいなら、『貧乏・病気・孤独』の3つ全てを経験しなければならない」
つまり、人間の生きづらさに寄り添うためには、人生の悲しみを身をもって学ぶ必要がある、ということでした。
「は? なんすか? そんなのいやですけどっ」
いまなら全力でNO!ですが、当時の私は「わかりました」と静かにうなずいたのでした。
……そして、めでたく(涙)、その3大条件をみごとにフルコンプ(全制覇)してしまった私は、病みきった頭でこう考えたんですね。
「私の特技が『不幸(バグ)』なら、その仕組みを研究してみようかな……」
どん底すぎてちょっと思考がおかしくなっていたんですね。
けれど、不思議なことに。
自分の不幸をただ「なぜ私ばかり……」と嘆くのをやめて、「システムエラーのデータ」として客観的に眺め始めたその瞬間から。
止まっていた人生のギアが、キシキシと音を立てて前向きに動き始めたのです。
エラーログを「解剖」した瞬間、どん底は底を打つ
その日から私は、挫折やトラブルが起こる時期、落ちていくパターンの法則などを徹底的に分析し始めました。
自分自身の体験はもちろん、周囲の人のデータも含めて。
どんな気持ちや行動がトリガー(引き金)になって落とし穴にハマってしまうのか。
そのときの精神状態や、抜け出せなくなる原因は何なのか。
そして何より一番重視したのは、その不幸という出来事に隠された「本当の意味」でした。
そうやってエラーログをひとつずつ紐解いていき、「そうか! そういう構造だったのか!」と腹落ちした瞬間。
「あ、いま、どん底の底を打ったな」
という感触が、ハッキリと手に取るように分かったのです。
そこから、本当にゆっくりではありましたが(とんでもなく長かった!)、人生のパラメータが徐々に上に向かい始めました。
だから…
今、身も心もボロボロで暗闇の中にいるあなたに、これだけは知っておいてほしいのです。
大きな挫折や生きづらさから抜け出すための第一歩は、無理にポジティブになることでも、自分を責めることでもありません。
その「挫折(バグ)の構造」を、ちょっとだけ離れた場所から冷徹かつ優しく解読してあげること。
「なぜか上手くいかない」というバグの正体さえ掴めれば、人は必ずそこから脱出できます。
だから、どうぞ安心してくださいね。
具体的なデバッグ(手放し)の手順については、長くなっちゃうので次回の解析レポートでじっくりお話ししていきます!
焦らなくて大丈夫。
あなたの人生のシステムは、いつでもここからアップデートできますからね。

